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省エネ適合性判定とは?必要書類・申請の流れ・審査のポイントを解説

このコラムをざっくり言うと

・省エネ適合性判定は建築物の省エネ基準適合を確認する制度
・申請には省エネ計算書や図面など複数の書類が必要
・設計変更や書類不整合は審査遅延の原因になる

近年、地球温暖化対策やエネルギー消費削減の観点から、建築物の省エネ性能に対する規制が強化されています。その中心となる制度が「省エネ適合性判定」です。

一定規模以上の建築物を新築または増改築する場合、この省エネ適合性判定を受けて基準に適合していることを証明しなければ、建築確認申請が通らないケースがあります。そのため、建築設計者や事業者にとっては非常に重要な手続きとなっています。
しかし、

・どのような建物が対象なのか
・どんな書類が必要なのか
・どのような流れで審査が進むのか

など、初めて手続きを行う場合には分かりにくい点も多いでしょう。

この記事では、省エネ適合性判定の概要、対象建築物、必要書類、申請から完了までの流れ、審査で注意すべきポイントまで、詳しく解説します。

省エネ適合性判定とは

省エネ適合性判定とは、建築物が「建築物省エネ法」で定められた省エネルギー基準を満たしているかどうかを審査する制度です。

建築物は、住宅やオフィス、商業施設などさまざまな用途で多くのエネルギーを消費します。特に空調、照明、給湯設備などはエネルギー消費量が大きく、建物の性能によって消費量は大きく変わります。そこで、建築物の設計段階で省エネ性能を確保するために導入されたのが省エネ適合性判定です。

この制度では、建築物の設計図や設備仕様、断熱性能などをもとにエネルギー消費量を計算し、国が定めた基準値以下であるかどうかを審査します。
基準に適合していると認められると、「適合判定通知書」が発行され、建築確認申請に必要な書類として提出することができます。


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省エネ適合性判定の対象となる建築物

省エネ適合性判定は、すべての建築物に必要というわけではありません。一定規模以上の建築物に対して義務付けられています。
主な対象は以下のような建築物です。

非住宅建築物

・事務所ビル
・商業施設
・病院
・学校
・ホテル
・工場

住宅

・戸建
・共同住宅
・長屋
・寄宿舎
・併用住宅

省エネ適合性判定で審査される内容

省エネ適合性判定では、建築物のエネルギー性能について主に次の2つの項目が審査されます。

外皮性能

外皮とは、建物の外側を構成する部分のことです。
例えば以下のような部分が含まれます。

・外壁
・屋根
・床
・窓
・ドア

外皮性能が高いほど断熱性能が良くなり、冷暖房エネルギーを削減できます。
外皮性能は、主に以下の指標で評価されます。

・UA値(外皮平均熱貫流率)
・ηAC値(冷房期日射熱取得率)

一次エネルギー消費量

建物で使用されるエネルギーを総合的に評価する指標です。
対象となる設備は以下です。

・空調設備
・照明設備
・換気設備
・給湯設備
・昇降機

これらの設備によって消費されるエネルギーを計算し、基準値以下であるかどうかを確認します。

省エネ適合性判定で必要な書類

申請の際には、建築物の省エネ性能を確認するためのさまざまな書類を提出します。
主な書類は次の通りです。

設計内容説明書

建築物の基本情報や省エネ設計の概要をまとめた書類です。
主な記載内容は以下です。

・建築物の用途
・延床面積
・構造
・設備概要

審査機関が建築物の概要を把握するための重要な資料となります。

省エネ計算書

建築物のエネルギー消費量を計算した資料です。
現在は専用の計算プログラムを使用して作成するのが一般的です。
主に以下の計算結果が含まれます。

・外皮性能計算
・一次エネルギー消費量計算
・設備効率計算

建築図面

省エネ計算の根拠となる図面です。
主な提出図面は以下の通りです。

・配置図
・平面図
・立面図
・断面図
・仕上表

断熱材の厚さや窓の仕様などが確認できる内容が必要になります。

設備仕様書

設備機器の性能を確認するための資料です。
例としては次のようなものがあります。

・空調機器カタログ
・照明機器仕様書
・給湯設備仕様書

機器の効率や能力が確認できる資料が必要です。

省エネ適合性判定の申請から完了までの流れ

省エネ適合性判定は、次のような流れで進められます。

設計段階で省エネ計算を行う

まず設計段階で省エネ計算を行い、建築物が基準を満たしているか確認します。
もし基準を満たしていない場合は、

・断熱材の性能を上げる
・窓の性能を変更する
・高効率設備を採用する

などの設計調整を行います。

申請書類を作成

省エネ計算が完了したら、申請書類を作成します。
この段階では、

・図面との整合確認
・設備仕様の確認
・面積計算の確認

などを丁寧に行う必要があります。

審査機関へ申請

書類が整ったら審査機関へ申請します。
審査を行う機関には以下があります。

・登録省エネ判定機関
・行政庁

審査期間は通常 2週間〜2か月程度です。

審査・質疑対応

審査機関が書類を確認し、必要に応じて質疑が行われます。
例えば次のような内容です。

・図面と計算書の不整合
・設備性能の確認
・面積計算の確認

設計者は追加資料を提出して対応します。

適合判定通知書の取得

審査が完了すると、省エネ適合判定通知書が発行されます。
この通知書を建築確認申請に添付することで、建築計画を進めることができます。

省エネ適合性判定でよくある注意点

省エネ適合性判定では、審査がスムーズに進まないケースもあります。よくある注意点を紹介します。

設計変更による再計算

設計変更があると省エネ計算をやり直す必要がある場合があります。
例えば、

・窓サイズの変更
・外壁仕様の変更
・設備機器の変更

などです。
変更内容によっては再申請が必要になることもあります。

図面と計算書の不整合

審査でよく指摘されるのが、図面と計算書の不一致です。
例えば、

・窓面積が違う
・断熱材の厚さが違う
・設備仕様が違う

などです。
申請前に必ず整合確認を行うことが重要です。

設備仕様が未確定

設備機器が決まっていないと、正確な省エネ計算ができません。
特に影響が大きい設備は次の通りです。

・空調設備
・照明設備
・給湯設備

設計の早い段階で設備仕様を決定しておくと、審査がスムーズになります。

まとめ

省エネ適合性判定は、建築物の省エネルギー性能を確保するための重要な制度です。一定規模以上の建築物では義務化されており、建築計画の初期段階から対応を検討する必要があります。
最後に重要なポイントを整理します。

省エネ適合性判定のポイント

・建築物省エネ法に基づく審査制度
・一定規模以上の建築物で義務化
・外皮性能と一次エネルギー消費量を審査
・省エネ計算書や図面など多くの書類が必要
・設計変更があると再計算が必要

今後は建築物の省エネ規制がさらに強化されることが予想されるため、設計者や建築事業者は制度の内容を正しく理解し、早めの準備を行うことが重要です。

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